「ICTイングリッシュラボ 浜松」を運営する英会話のパシフィックは、1992年に鍛冶町に開校しました。”遊びではない本物の英語を教える”をスローガンに掲げ、徹底した英会話と英文法の指導に努めてきました。カナダに提携大学を持ち、数多くの学生の進学・留学準備もサポートしてきました。
2019年4月、スクールの元生徒である現代表が事業を継承し、27年間で培ったオリジナルのカリキュラムと教材に加え、第二言語習得論に基づくレッスンプランニングと学習アドバイジングを開始しました。
元々は大人の生徒さんが大半を占めるスクールでしたが、「国際的に活躍できる人材を地元浜松で育てたい」という代表の思いから、子どもの英語指導に力を入れるようになりました。単元ごとの例文やダイアローグを使った従来のレッスンから、音読や文法解釈を取り入れた読解ベースのレッスンにシフトしたところ、子ども達がメキメキと英語力を伸ばすようになりました。
また、コロナ禍に突入し、レッスンの多くをオンライン化したり、オンラインでできる異文化交流プログラムの開発に携わったりする中で、もっと時代に合った英語学習や国際交流の形を提案できると確信しました。そして新しいブランド「ICTイングリッシュラボ 浜松」の発足に至りました。
現在、「ICTイングリッシュラボ 浜松」は3つの柱を主軸に活動しています。
子ども達一人一人に寄り添った手厚い英語指導をしています。絵本や長文を用いた、音読と文法解釈にフォーカスした読解指導が中心です。オンライン英会話も導入し、日本に住み慣れた英会話講師でなく生の英語を話す海外在住講師と繋がれます。
コミュニケーションや会話重視の英語学習が主流になる中、それでも子ども達は活字ベースで英語を学んでいかなければなりません。英語が教科になった時に、「テスト勉強」や「受験対策」ではなく、自分のリアルな英語力でそれらを乗り越えていける子ども達を育てていきます。
英検の受験サポートもしています。テクニックや詰め込み勉強に頼らない指導をしており、子ども達の負担にならないよう心がけています。
当スクールが企画するプログラムの一つに「Hamamatsu Explorer」があります。地元浜松のことを調べ学習し、学んだことを英語で発信するプログラムです。従来の国際交流というと”海外について知る”というイメージが大きかったですが、これからの社会で求められるのは”身近なことを発信する”スキルだと思い、このプログラムを企画・運営し始めました。
当初はデジタルツールを活用した英語学習プログラムとしてスタートし、ネットでの調べ学習や英語でのプレゼン発表なども行いました。学期末にはファイナルプロジェクトとして「浜松の多様性」をテーマに近隣の商店を取材し、英語でまとめたプレゼン発表をインスタグラムで生配信しました。
緊急事態宣言の影響でオンラインでのスタートとなりました。第1期ではファイナルプロジェクトとして行った調べ学習とプレゼン発表でしたが、第2期は全期通して「英語で地域発信」をテーマに活動しました。
さまざまな理由で学習環境が整わない子どもたちに向けた学習支援を行なっています。特に、社会福祉協議会と連携した英語サポート教室には15名程度の生徒が登録しています。
2020年秋に開始した当初は、勉強に不慣れな子ども達にどう英語を教えるか悩みました。現在も試行錯誤しながら活動中ですが、最近では参加者の中から英検を受験・合格する生徒も出てきました。
上記の活動に加えて、このウェブサイトではお子さまの英語教育のヒントになるような記事を投稿していきますので、来校されるご予定のない方々もぜひチェックしていただきたいと思います。
それでは「ICTイングリッシュラボ 浜松」をよろしくお願いいたします。